ぺーぶろ

神奈川県、横浜市で暮らす男の育児、日常、現実逃避。

”スタートゥインクルプリキュア"はおばぁちゃん世代をターゲット視野に入れていると思う件

こんにちは、ぺーです。

 

2歳半の長女はプリキュアが大好き。

今放送中の”スタートゥインクルプリキュア"は彼女にとって最初のプリキュアで、毎週プリキュアたちと一緒に変身シーンで決めポーズを取ったり、エンディングのダンスを踊っています。

早いことでもう18週目を超えました。

 

プリキュアといえば、前作の"HUGっと!プリキュア"がよくネットニュースでニュースで取り上げられていました。

 敵がブラック企業だったり、主人公たちが子育てしたり、史上初の男の子プリキュアが登場したり、最終回で主人公が苦痛に耐えるリアルな出産シーンなど、大人が見ても考えさせられるテーマがふんだんに盛り込まれていたためです。

 

"HUGっと!プリキュア"でプリキュアシリーズは単なる女の子向けアニメから、子供だけでなく親も一緒に学びと気付きを与えてくれる作品になったと考えています。

 

それでは今作、”スタートゥインクルプリキュア"は「プリキュアシリーズ」の成長のためにどのようになるのだろうか。

私は子供、親、祖父母、3世代で見られるアニメになり、制作側も意図していると考えています。

それでは、これからどんなところが祖父母世代を狙っていると感じるのか。一つ一つ書いていきます。

 

テーマが「宇宙」と「多様性」

私の母は60代です。

そして多く2~5歳児孫を持つおばあちゃん世代も同じく大体の方は50~60代の方でしょう。このころの世代の人にとって、”スタートゥインクルプリキュア"のテーマである「宇宙」と「多様性」って大好きなはずなのです。

 

初めに「宇宙」ですが、彼女たちはアポロ21号の月面着陸のニュースを生で見た世代です。実際にテレビで着陸の瞬間を見た方もいるでしょう。そのほかにも米ソの宇宙開発競争や毛利守さんをはじめとした日本人宇宙飛行士の登場を見てきた世代です。孫や娘と当時の宇宙開発や今はなきソ連について話せば、いろんな話題が出るでしょう。

 

第二のテーマである「多様性」ですが、「宇宙開発」と一緒に育ってきたおばあちゃん世代は、「多様性」という言葉ともまた生きてきました。

今でこそLGBTやバリアフリーという言葉が広がっていますが、おそらくおばあちゃん世代の「多様性」って「国際化」「グローバル化」だと思います。「東京オリンピック」や「大阪万博」を通じて日本にもいろんな人種の人が来始めた時代だと思います。

もう少し時間が経つと、ビートルズがLOVE&PEACEについて歌い、ディズニーランドでIts a Small World ができたりと、他者(他国)を認める時代へ移っていった頃です。

 そんな世代の方たちが、この二つのテーマに無関心っていうことはないと思います。

孫、娘、祖父母の三世代でいろんな会話が膨らみそうです。

 

EDがピンクレディーっぽい

Twitterでも取り上げている人がいますが、今回のエンディングはどことなく昭和っぽいメロディーとピンクレディーのUFOっぽい振り付けが入っています。

ピンクレディーといえば、まさにおばあちゃん世代のどストライクゾーンじゃないでしょうか。

孫と一緒に踊れますよ。けどご無理はなさらないでください。

 

敵が日本の妖怪たち

今回の敵は宇宙からやってきたという設定なのですが…

どう見てもカッパとテングと一つ目小僧…

日本の妖怪たちですwww

これならおじいちゃんおばあちゃんでも元ネタがわかる!

安心!

 

以上、いかがでしたでしょうか。

是非おじいちゃん、おばあちゃんもかわいい孫と一緒に見てみてください。

子供向けと思わず一緒に楽しんでみれば、新しい発見ができるかもしれません。